こんにちは。
だいぶ秋も深まり、冬が近づいてきましたね。
今回は、寒い季節にぴったりの、心温まる絵本をご紹介します。麻生知子さんの『こたつ』(福音館書店)です。
~あらすじ~
絵本『こたつ』は、小学生のこうたくん、お父さん、お母さん、おばあちゃん、そして猫のクロが過ごす、大みそかの朝から夜中までの一日を、ひたすらこたつの真上からの視点で描いた作品です。時間の経過とともに、こたつの上にはみかんや宿題、トランプ、おせち料理、年越しそばなどが置かれていき、家族がこたつを囲んでだらだらしたり、おせちの準備を手伝ったり、テレビを見ながら年越しそばを食べたりする様子が温かく描写されており、日本の家庭の年末年始の愛おしい日常と、家族の団らんの温もりがじんわりと伝わってくる物語です。
あらすじはこんなかんじ。
この本のよさは、表紙だけではほんの少ししか伝わらないです。
定点観測で描かれているので、1ページ前とはどう変わったかな、と何度も往復してしまったり、
ぼんやりと大人が眺めていたい、そんな本です。
私はこの本を読みながら、実家で過ごしたこたつの日々を思い出しました。
こたつに入りながら好きな本を読んで寝落ちしてたら夕方で、おいしい夕ご飯の音が聞こえてきたなぁ、と。
我が家にはこたつはないけど、子どもたちが大きくなったらあたたかい思い出をふと思い出すような
家庭を作っていきたいと思いました。
体だけでなく、心までぽかぽかと温めてくれる、素敵な絵本です(^^)
この本は私が友達に教えてもらってひとめぼれして本棚に飾ったりして置いていたら、
うちの子たちも興味を持ったようで一緒に読んでいましたので、
3歳~大人まで楽しめると思います^^
『こたつ』
- 作・絵:麻生 知子
- 出版社:福音館書店
- 発行年:2020年
- 対象年齢の目安:3・4・5歳~
- テーマ:冬、年末年始、家族
家族全員、図書館・本屋が大好きな、本好きファミリーです。
文系ママ×理系パパの子どもたちと読んでいる本をこれからも発信しますね。
のんびりと更新をお待ちください。
それではまた。

